太りにくい体質になる方法
歳をとって筋肉量を落ちるとその分が脂肪に置き換えられやすくなり、太りやすい体質になります。
その一方、筋トレなどで筋肉量を増やせば、基礎代謝は高まり、より多くのカロリーを筋肉で消費できます。つまり、太りにくい体質に変えられるのです。
無酸素運動には、安くて家庭内でも「ながら時間」や「すきま時間」を利用して簡単におこなえるものがいいでしょう。
例えば、両足を開いてかかとを上げる運動や腕立て伏せなどです。 また、駅で電車を待っているときなどにつま先だちと着地を繰り返す、カーフレイズなどがその気になればすぐに始められ続けやすいでしょう。
もう一つの有酸素運動は呼吸することで酸素を充分に取り入れながら長時間続けられる運動です。ウォーキング、ジョギング、水泳、サイクリングなどを気分転換も兼ねて1回30分、週2回以上続けると良いでしょう。
有酸素運動はエネルギーが消費されて、酵素の働きで糖と脂肪の分解を促進し、ミトコンドリアにエネルギーを作り出し、細胞内の脂肪が分解されてインスリンの働きも良くなります。
この無酸素運動と有酸素運動の組み合わせ加えて、運動した後、軽くストレッチしておくとよいです。
運動で負担がかかった身体のケアを行うのです。 特に太ももについている筋肉を伸ばすために立っている状態で足先を手で後ろに引っ張ります。あるいは座る際に正座するのも簡単なストレッチです。
このうちどんなことでもいいから、ひとつずつ自分の生活習慣に取り入れて行って無理なく続ける、そして、しぶとく少しずつキツめの運動に変えていくといいでしょう。 最初からトレーニングジムに通うなどの形から入らず、まずは身の回りでできることか
ら手軽に始め、慣れてきたら次第にライフスタイルを整えていくことが長続きする運動を始めるコツです。